天気予報は見ない

社会に中指を立てる元大学生のとりとめのない日常日記的エッセイと書き散らす妄言の隙間

気がつけばひとりぼっち

自分だけが取り残されていく。

 

最近はそんなことを考える。

 

友人たちは、皆前へ進んでいる。

ずーっとこのまま変わらずに、みんな変わらずに進んでいけば、と思う。

 

僕はいつも取り残される。

中学に上がったら恋愛をし

高校に上がったら髪をセットしトレンドの服に身を包み

その先も、どんどんどんどん、僕の知らないみんなになっていく。

 

自分だけがいつも子供のまま、気づいたらこの歳まで生きている。

突然大人たちの中にほっぽりだされた子供のように、心細くて、泣きじゃくっている。

嘘、泣かない、だってもう子供じゃないってことは自分が一番よくわかっている。

 

僕は将来どうなっているのだろう。みんなみたいに恋も知らずに育って、大人のフリをし続けるのだろうか。

 

ただ粛々と仕事だけの毎日をこなし、家に帰って、こんな意味のない文章を書き連ねて、取り残される自分に気が付かないフリをして、いっぱしの大人になったと自分を騙し続けるのだろうか。

 

変わっていくみんなが羨ましい。

ずっとこのままじゃ、ダメなのかなぁ